生命保険ガイド

生命保険の種類や内容の紹介

生命保険の選び方(基本)

生命保険の選び方を学習

生命保険の種類ですが、テレビのCMで盛んに流している外資系の保険は実際はどのようなものでしょう。保障の内容はケガや癌や成人病の入院や手術の際に給付金をもらえるものです。健康保険や国民保険でカバーできない医療費を補填するものです。これらはほとんどが定期保険といわれているもので、満期のときに満期金がもらえないタイプが多いです。一方、年金保険というものもありますが、こちらは元気で満期を迎えたら、積み立てた掛金を原資にして年金をもらう、というものです。

死亡給付型は契約者が死亡したり高度障害状態になった場合に保険金が支払われます。一方、生存保障型の場合は、保険契約者の生存中に保険金が支払われるものです。支払われる保険金の種類としては、学資保険などの入学時の一時金、年金保険の満期時積立金を満期以降の年金原資とする、など保障と積立がセットになったものをいいます。保障がセットになっているので、積立の利子は銀行などと比べて低いのはやむをえないでしょう。したがって、払い込み保険料総額と受取保険金総額+満期保険金を比較した場合、多くは払い込み保険総額のほうが少しばかり多いだけ、というのが実情でしょう。

生命保険は規制緩和で損害保険会社も募集ができるようになったり、第3分野といわれるガン保険や医療保険も日本の生保も募集できるなど、益々競争が激化してきています。ゆくゆくは国内の生保、外資の生保といった区別はなくなるでしょう。ただ、競争が激しくなるということは、各社が生き残りをかけてさまざま商品を投入してくるので、加入者自身も保険商品の内容をきちんと吟味しなければならない時代なったといえるでしょう。

こうした生命保険に加入しようとする場合、パンフレットなどでうたわれていても、実際には保険金の支払を拒否されるケースもあります。あるいは保険金を減額されることもあります。こうした情報はパンフレットや説明書に書いてあると保険会社は説明しますが、実際は分かりにくい文字で書かれていたり、説明を省かれたりなどの事例があります。加入してから「そんなはずではなかった」とならないように、疑問点は十分につぶしておきましょう。