生命保険ガイド

生命保険の種類や内容の紹介

生命保険の加入

生命保険の加入前に

生命保険の種類は沢山あって理解が難しい人も多いのではないでしょうか。しかし、保険は長期にわたって掛けるものです。加入するときは人任せにせず良く考えましょう。チェックポイントは◆保険をかける目的は何か(死亡保障か?医療保障か?年金か?)◆加入時の年齢や家族構成と将来のライフサイクルとの関係で必要な保険を選択する◆掛金は支払っていけるのか◆将来、家族構成などが変わったときに保険の内容の見直しや変更は可能なのか、などを調べて、どの保険種類が最適なのかで決めましょう。

死亡給付型は、保険契約者が死亡または高度障害状態に陥った場合に支払われる保険金の種類で、死亡保険金を原資として年金などで分割して死亡保険金受取人に支払う形態のものです。一方、生存給付型の場合は、保険契約者が保険契約期間中から給付金が受取れるもので、例えば契約後3年目、5年目などといった一定の時期に「祝い金」などの名目で給付金を支払うものです。そして満期時に満期保険金が支払われます。ただし、一見お得に見えるこの保険ですが、支払保険金総額と受取保険金総額を比較してみてバランスを考える必要があります。給付金のみを見ると有利に見えますが、総合的に見た場合、他の金融商品との比較が大事です。

生命保険の種類を考えると、保険種類で分類すると外資系はガン保険や医療保険に強く、国内生保は第1分野といわれている養老・終身・定期保険に強いといえるでしょう。しかし、2001年保険業法が改正され、国内生保もガン保険や医療保険が扱えるようになり、この分野の保険商品を拡充させてきています。商品数が増えるということはある意味では消費者に有利ですが、反面、私たちも勉強しなければ、保険会社のいうがままになってしまします。

こうした生命保険に加入しようとする場合、パンフレットなどでうたわれていても、実際には保険金の支払を拒否されるケースもあります。あるいは保険金を減額されることもあります。こうした情報はパンフレットや説明書に書いてあると保険会社は説明しますが、実際は分かりにくい文字で書かれていたり、説明を省かれたりなどの事例があります。加入してから「そんなはずではなかった」とならないように、疑問点は十分につぶしておきましょう。